テストで悪い点を取っちゃった! 今やるべきことは何⁉

 

定期テストで悪い点を取ってしまった…一体どうしたら…

 

子どもが恐ろしい点を取ってきた…一体どうしたら…

 

 

 

 

定期テストを終えて、返ってきたテストを見たら気絶しそう…何とかしなきゃ。

あなたはそう思ってこのページを開いたはず。

 

 

そんなときの対処法を現役塾講師の筆者が解説します。

 

悪いテストを放っておくとどんなまずいことが起こるのか、

あとで困らないための具体的な対処方法をご紹介します。

 

本記事を読むと何をすればよいかが分かりますよ。

 

 

いまは「今できる事」にフォーカスを当てて、次のテストは同じ失敗を繰りかえさないようにしましょう。

 

 

 

 

定期テストの点が悪いとなぜまずいのか

 

 

 

そもそもなんでテストで悪い点を取るのがいけないのでしょうか?

 

 

結論から言うと、この3点です。

 

親に怒られる、友人からバカにされる → 居心地が悪くなる
内申点が悪くなる → 受験に不利に
諦め癖、逃げ癖、いい加減にする癖がつく → 今後の人生に影響

 

 

どれも「だよね、知ってる」と、思うことかもしれませんが少し詳しく見てみましょう。

 

 

 

テストの点が悪いと…親に怒られる、友人からバカにされる

 

テストの点が悪いと居心地が悪くなるのがいやになりませんか?

 

 

まず、持って帰って親に見せるのがゆううつ

「テスト…?どこだっけな、失くした」と、証拠を隠滅するケースも少なくない。

だって見せたら怒られるもん。

そんで「勉強しなさい!!」ってうるさく言われて、「そういうこと言われるとやる気失くすわ」ってなる。

 

 

「ねーねー、テストどうだった?」と訊いてくる友人には「やめてきかないで!」と思うし、

悪い点を気にせずぶっちゃけちゃうタイプだったら周りから「あいつヤベェ」と思われるかもしれません。

 

ただ、意外と気にならない人も多いんですよね。

悪くてもあっけらかんとしていて、友人との関係も問題なし、親にも大して怒られない。

 

まあ、居心地が悪くならないならいいかな…?

 

そうやって放置していると、他にも困ったことが出てきますよ。

 

 

 

テストの点が悪いと…内申点が悪くなる

 

定期テストの点がダイレクトに影響するのが内申、つまり通知表です。

通知表が悪いと選べる高校の幅は狭くなります

あとになってから頑張ってもなかなか巻き返しが難しい。

そのため普段からある程度テストの点は取っておかねばならないのです。

 

 

テストの点が悪いと…諦め癖、逃げ癖、いい加減にする癖がつく

 

 

もっと長い目で見てみましょう。

 

「まあいっか」

「どうせやっても意味ないし…」

「出来なくても気にしない」

 

 

こういった思考は一度身についてしまうと直すのが大変。

結果、大人になってもいい加減だったり自分で考えて動けない人になってしまうんです。

こんな人を良い会社が採用したいと思うか、思いませんね。

 

勉強が出来ないことより、「出来なくてもいいや」というマインドが良くない

苦手であっても、試行錯誤して出来るようになる・理解しようとする姿勢を失ってはいけません。

 

 

 

 

 

 

 

つまり、定期テストの点が悪くていいことは1つもない!!

これだけは確かです。

 

 

とは言え、誰もが努力をしさえすれば100点を取れるわけではないのが現状です。

本人なりの「良い点」「納得のいく点」に向けて、行動を起こしましょう。

 

 

なぜ悪い点を取ったのか、原因を考えよう

 

 

 

まず考えるのは勉強時間は確保できていたかどうか

出来なかったのであればその原因は何かをはっきりさせることです。

 

 

・授業についていけなかった
・勉強をやる気にならなかった
・部活や習い事が忙しかった
・学校の宿題が忙しかった

 

 

…まあ大体のところは言いわけだったりする。

 

時間の使い方に原因もあるのかもしれません。

 

どちらにせよ反省すべき点は何かしらあるはずです。

 

 

 

 

定期テストの点を上げるためにすべきこと

 

 

次は頑張ろう!

悪い点を取った時は本当に心からそう思うものです。

 

しかしのど元過ぎればなんとやら。

 

テストが返されて2週間もすればすっかり忘れてしまう

 

気合や根性論だけではだめ。行動に移すのが大事です。

 

 

 

子ども本人がやるべきこと

 

 

頭がよくなるツボとかやる気が出るスイッチがあれば良いのですが、残念ながらそのようなものはない。

覚悟を決めてやるしかないのです。

 

 

・勉強の時間を確保する
・勉強のやり方を見直してみる

 

大事なのはこの2つ。

 

まずは1日15分、必ず勉強の時間を確保しましょう。

朝でも夜でも、自分の一番続けられる場所・時間で構いません。

大事なのは「毎日2時間勉強する!」といったような高すぎる目標を立てないことです。

 

また「テスト前に頑張る」のではなく、今日から家庭学習を始めましょう

 

 

すでにそれなりの量勉強時間を確保しているようであれば、勉強の内容を見直してみましょう。

ノートまとめや漢字を書きまくる、といったことに時間を費やしていませんか?

 

勉強法については他の記事に詳しく書いてあるので、そちらを見てみて下さいね。

 

勉強のすすめ

「勉強が出来る人」になるための方法を現役塾講師が解説。成績を上げるためのコツ、詰まっています。…

 

 

 

 

 

親・保護者がやるべきこと

 

 

本人の自主性を尊重するのは大事です。

しかし、その結果が今の成績。

 

今のまま本人のやる気が出るのを待っていたら手遅れになります。

 

・勉強のできる環境を作る → スマホやテレビの制限、部屋の片づけ、勉強時間の確保
・本人の能力だけでは限界な部分には手助けをする → 塾や補助教材の導入

 

「勉強しなさい!」と言うだけではダメなのです。

保護者もそれなりに行動をするのが大事です。

 

こどもに「勉強をしなさい!」と言っておきながら自分はリビングでダラダラとテレビを見ていたとしたら…?

そんなのは逆の立場だったとしたら嫌ですよね。

 

勉強の時間はテレビを消してスマホも置いておいて、自分も家事をこなしたり(ただしあまりうるさいのはNGです)勉強を始めてみるのも良いでしょう。

 

勉強をしている親の姿を見せるのは、子どもにとって結構なインパクトを与えます。

 

「この時間はお互いやるべきことを頑張ろう」

 

そんな風に提案することで、親に対する反発心はかなり収まります。

 

 

そのほかの方法はこちらをどうぞ。

勉強のすすめ

中学生が勉強を習慣化させるために、親がすべきことは?勉強の習慣化はメリットばかり!放っておいても「いつか自分からやりだす…

 

 

 

 

定期テストで悪い点を取った時の対処法まとめ

 

 

定期テストで悪い点を取った時の対処法は

 

 

勉強時間の確保(今日から始めよう)

 

 

 

まずはこれに限ります。

 

 

 

何をやればよいかわからなかったらこちら。

勉強のすすめ

中学生になると勉強で何かしら苦手な教科が出てきます。そんな苦手科目の克服方法を解説します。…

 

勉強の最初は音読からがおすすめです。

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このブログで使っているテーマ「THE THOR」はこちら。

 



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