【中学生】苦手教科を克服する方法

 

 

苦手な教科を克服するにはどうしたらいいですか?
いっそ苦手教科は捨てて、
得意教科を伸ばしたほうがいいんじゃないかと思っています。

 

 

いやいや、早まっちゃだめです!

 

定期テストでも入試でも、1教科捨てると他の教科での挽回がかなり大変なります。

 

いいですか、今回はまずどうして苦手教科ができちゃったのかを考えましょう。

そして解決策も提案するので、最後まで見ていってください。

 

やりたくないのも捨てたくなるのもすっごくわかります

 

でもね、苦手教科を放っておくとあとで大変なことになりますよ~。。

 

 

塾講師歴15年の現役塾講師が解説します!

 

苦手科目を放置するとどうなるか?

 

 

苦手教科を放っておくというのはごみを捨てないのと一緒で、
出来ないことが溜まり、積み重なって大きくなります。

溜めたごみは捨てない限り、どんどん量が増えていきます。

同じように苦手教科も放置しておけばしておくほど増え、あとで処理するのが大変になります。

 

特に、英語と数学は積み重ねが大事な教科。
どこかでつまずいてそのままにしておくと、気づいたときには何にも分からなくなっちゃう。

理科や社会も覚えることが溜まりすぎると、手を付けるのが嫌になってやらなくなっちゃう。

 

苦手教科をそのままにしておくと、普段の内申点に響くだけでなく、入試で圧倒的に不利になります。

 

何かの教科を捨てるという事は、高校選びの選択肢を大きく狭めてしまうことになるのです。

 

 

そもそもどうして苦手になったのか?

 

 

出来ない⇒やりたくない⇒やらない⇒更に出来なくなる…

 

圧倒的に多いのがこのサイクルです。

 

そうして悪い点を取る…。

良いことが1個もない悪循環の出来上がりです。

 

やらないからできない。

この部分を断ち切らない限り、どんどん悪い方向へ行ってしまいます。

 

 

苦手科目を克服するメリット

 

 

 

苦手教科を克服するメリットはズバリ、

 

 

伸びしろがたくさんある

 

 

ということ。

 

 

 

 

すでにある程度の得点を取れている教科で、限りなく満点を目指すことと、
苦手教科で点数を取ること。

 

どちらが簡単かはわかりますね。

 

満点を目指すには、難しい問題を時間をかけて勉強する必要があります。

それでも中学のテストで満点を取るのは、小学校の時ほど楽にはいきません。

 

苦手科目の基礎知識や基本問題を出来るようにするだけで、
あっという間に30点くらいは稼げちゃうのですから、やらないなんてもったいない。

 

とは言え、苦手になってしまったものを勉強するのってしんどいですよね。

どうしても後回しになっちゃうし。

 

苦手科目を克服する勉強方法

 

まずは何が分からないのかを把握しよう

 

苦手科目の何が出来ないのかを把握します。

「単語のスペルミス」「漢字がバツばかり」と、はっきりわかる場合はそれからやり始めます。

 

どこが、というわけではなく全体的に出来ないのであれば点数を目安にします。

 

テストの点が50点未満であれば、まずは基本的な問題を復習したほうが良いでしょう。

 

英語   :単語の意味とスペルの確認、文法
数学   :基本の計算問題
国語   :漢字
理科・社会:一問一答

 

50~75点くらいの場合上に書いた基本が出来たら、次は学校のワークの応用問題に取り掛かります。

それ以上の段階になり、さらに上を目指したいのであれば、塾やスタサプなどの通信講座が役に立つはずです。

 

苦手科目こそ毎日やろう

 

その強化を苦手になってしまった理由の一つは、勉強時間が足らないから。

まずは苦手教科を勉強する時間をしっかり確保しましょう。

コツは、好きな教科や得意な教科をする前に先にやっちゃうことです。

 

応用など自分だけで問題を解くことが難しくなったら塾や家庭教師も検討します。

自分で何もやらないうちに塾に行っても正直効果は薄いです。

 

というのも、勉強に対して受け身でいると、自分で考えて行動することが少なくなります。

言われたことをやっているだけでもそれなりに成績は上がりますが、

「この計算が出来なかったからもう一度やってみよう」「あの単語のスペル、これでいいかな?」などと自分の頭を使って勉強をしたほうが、ずっと早く身になりますよ。

 

 

具体的な方法は

 

そっか~。
じゃあ、まず何から始めたらいいかな?

 

うん、えらい!やろうって思えるのは大きな成長です!

 

まずは予習・復習をする

 

最初から難しいことをするのはやめましょう。

まずは教科書を読むところからです。

前回のテスト範囲の後から今やっているところまでを見直していきます。

翌日に苦手教科の授業があるようであれば、予習として2ページほど先読みしておきましょう。

正直なところ、今の点数が50点未満であれば、これだけでも上がりますヨ!

苦手科目が英語と国語でなくても、音読がおすすめです。

英語と国語が苦手な中学生がまずやるべき勉強法、それは音読です。

 

 

簡単な問題をする

何日か音読を繰り返すと、嫌でも教科書の内容が頭に入ります

そうなったら今度は簡単な問題を解いてみましょう

 

先ほど上にも書いたように、
英語と国語は単語から。数学は計算問題。理科社会は一問一答からです。

ここを繰り返し、完璧に出来るようになるまでやりこみましょう!

 

補助教材や塾を活用する

ここまで来れたらもう少し。

苦手教科を得意教科にしたい!という場合は補助教材や塾などの導入を検討しましょう。

自分で努力をした後だと、そういったものを100%活用できますよ。

あまりお金をかけたくないというのであればスタディサプリの中学講座が月額1,980円からと、他の家庭教師や塾・オンライン授業とは比べ物にならないほどお手頃で質も高いのでおすすめです。
テキストは無料で数冊もらえるほか、自宅で好きなだけプリントアウトすることもできます。

 

 

まとめ:苦手教科を克服するには、まず簡単なことから始めよう

 

 

苦手教科はどうしても後回しにしたり勉強時間が少なめになったりしがち。

そこをぐっとこらえて、まず最初にちょっとでもいいから手を付ける

これが克服への第一歩です。

 

苦手なものに挑戦するというのは大人になってもしんどいものです。

しかし、中学生のうちから少しずつその習慣をつけることで、大人になってから絶対に役に立ちますよ!

 

苦手に立ち向かうあなたを応援しています!

 

 

今回はここで終わりです。

 

お疲れさまでした!

 

 

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