
そんな悩みを本記事で解消します。
前回は勉強が出来ない人の20の特徴を紹介しました。
今回は、勉強が出来る人になるにはどうすべきか、解説をしていきます。
おさらい:勉強が出来ない人の20の特徴
勉強が出来ない人の特徴は以下の通りでした。
□ 寝不足
□ 偏った食生活
□ 部屋が汚い
□ 常に手の届くところにスマホがある
□ “ながら”が多い
□ 勉強の計画を立てない(今日やることが決まっていない)
□ 自分の予定を把握していない
□ 勉強に対して受け身で、人に言われるまで行動しない
□ 目標がない
□ 勉強効率を考えない
□ ノートまとめが好き・時間をかける
□ 「時間がない」が口ぐせ
□ 授業を聞いていない
□ やる気が出たらやろうと思っている
□ 勉強を始めるまでに時間がかかる
□ やればできると思っている
□ ミスや失敗を人のせいにする
□ 頭の中で考えるばかりで行動に移さない
□ やらなきゃいけないことを後回しにしがち
□ 困ったとき、人に相談をしない・アドバイスを聞かない
当てはまっているところはいくつありましたか?
たくさん当てはまっていたとしても落ち込むことはありません。
その部分の習慣を直すことで、一気に勉強が出来る人へと変わることが出来ますよ。
勉強が出来る人になる【日常生活編】
まずは日常生活から。
日々の生活を整えると、勉強の効率が良くなるだけでなく、気持ちよく毎日を過ごすことが出来ます。
「どうも最近ストレスが溜まってしんどいな…」という人にも効果的です。
【日常生活編】
□ 良質でじゅうぶんな睡眠をとる
□ バランスの良い食事を摂る
□ 部屋を整える
□ 勉強中はスマホを見えないところへ置く
□ ながら勉強をしない
良質でじゅうぶんな睡眠をとる
効率よく勉強するためには、良質な睡眠が欠かせません。
じゅうぶんに睡眠がとれると、集中力・記憶力・判断力に加え、やる気もアップします。
寝る前にスマホの画面を見ると、その明かりで脳が昼間だと錯覚し睡眠が浅くなってしまうため、ベッドの中でスマホを見るのはやめましょう。
バランスの良い食事を摂る
偏った食生活を続けていると栄養不足になります。
特に鉄分は、不足すると眠気や集中力の低下・疲れやすさなどを引き起こします。
また、多量に砂糖の入ったもの(ジュースや炭酸飲料を含む)を摂ると、消化のときにカルシウムをたくさん使います。そのため、日常的に砂糖を摂りすぎていると、カルシウム不足になりイライラの原因となってしまいます。
そういったことを避けるためにも、バランスの良い食生活をしましょう。
まずはお菓子の食べ過ぎに注意することからですね。
部屋を整える
乱雑に物が置かれ掃除が十分にされていない部屋は、集中力を欠くだけではなく
ほこりが溜まり健康にも良くありません。
視界に余分なものがない状態を作ることで、集中力は格段に増します。
また、「積み重なった荷物の山から必要なものを探して取り出す時間」が省略されるため、勉強前に余計なことに力を使わずに済みます。
探し物をする時間って、結構ストレスたまりますよね。必要なものがいつまでも見つからないとイライラするし、「探してたら疲れたから今日はもういいや」なんてことも。
勉強中はスマホを見えないところへ置く
勉強中にスマホの画面が光ったり、SNSの通知があったりするとつい気になってみてしまいます。
最近の研究では、スマホが視界に入っているだけで人の認知力は低下してしまうことが明らかになっています。
勉強中はSNSの通知をミュートにしたり、別の部屋に置くなどしてスマホを遠ざけるようにしましょう。
【参考】「スマホがそこにあるだけ」で無意識のうちに脳のパワーが消費され勉強や仕事のパフォーマンスが落ちてしまうことが判明
ながら勉強をしない
ほとんどの場合、ながら勉強は効率を大きく下げてしまいます。
テレビを見ながら、好きな音楽を聴きながら…これでもしっかりと結果を出せるのはほんの一握りの人間です。
そしてその一握りの人間も、ながら勉強を辞めれば更に成績は上がるでしょう。
音楽を聴きながらの勉強は賛否両論ありますが、
好きな音楽の場合、意識がそちらにも分散されるため、勉強が苦手な人にはおすすめできません。
勉強が出来る人になる【勉強のやり方編】
中学校の3年間は、勉強のやり方を模索する時期です。
自分に合った勉強法は何なのか、何をどれくらいしたら覚えられるのか。
しばらく続けてみないことには分かりません。
しかし、どんな勉強法にしろ、基本は一緒です。
まずはこれから説明することをやってみましょう。
【勉強のやり方編】
□ 勉強の計画を立てる
□ 自分の予定を把握する
□ 自分で考え行動する
□ 目標を立てる
□ 勉強効率を考える
□ ノートまとめはしない
勉強の計画を立てる・自分の予定を把握する・自分で考え行動する
一番大事なのがこの3つ。
最初は失敗してもいいんです。
「これくらいはできるかな?」という量を予想し、計画を立てて実際にその通りにやってみましょう。
失敗をすると「ここが間に合わなかったから次は量を減らしてみよう」「この時間は眠くなっちゃって勉強が進まない」と、改善点が見えてきます。
勉強が出来る人になるためには、目標を立てる
目標があると、計画を立てやすくなります。
とは言っても、中学1年生や2年生のうちからすぐに志望高校や将来の夢を決めるのは難しい。
「次のテストで平均85点以上を取ろう」
と言った、まずは遠くないゴールを設定するのがポイントです。
期間が決まっていて長すぎないと、途中で力尽きることなく計画を実行することが出来るからです。
モチベーションも上がるので、ぜひ「ちょっと頑張ったら手が届きそうなゴール」から設定してみて下さい。
クリアできると楽しくなり、次回は1段階レベルを上げよう、と思えるようになります。
勉強効率を考える、これも勉強が出来る人の必須条件
身近にいる「勉強が出来る人」を思いうかべてみると
「そんなに勉強してなさそうなんだけどいい点を取れている」ってことはありませんか?
元の頭脳の違いか…?
と不思議に思ったことはありませんか?
これは効率を考えて勉強しているからです。
勉強が出来る人の多くは無駄なことをしません。
あれこれ試してみて「この方法は時間がかかる割に身にならないな…こっちのほうが楽に早く覚えられるぞ」と自分に合ったやり方を探すのです。
自分で分からない場合は、まず学校や塾の先生にアドバイスをもらいましょう。
ノートまとめはしない
ノートまとめをお勧めしない理由も、効率が悪いからです。
ただし、全く意味がないわけではないので、好きでやりたい場合は勉強の最初や最後に少しずつご褒美的な要素として取り入れましょう。
・勉強の最初に1ページ分ノートまとめをし、その部分の問題を解く
・今日やった部分を勉強の最後に分かりやすくまとめる
こういった感じで取り入れると知識の整理が出来て良いでしょう。
何時間もひたすらノートまとめをする、というのは楽しいかもしれないけれど意味が薄いよーというお話でした。
勉強が出来る人になる【言いわけ撲滅編】
「勉強をやらない理由」を探すのをやめましょう。
「だって」と「でも…」封印です。
「やればできる」んです。
じゃあ、やるっきゃないでしょう。
【言いわけ撲滅編】
□ 「時間がない」は封印
□ 授業を聞く
□ やる気が出るのは待たず、まずやる
□ 勉強を始めるまでに時間がかかる ⇒ とりあえずやる
□ やればできると思っている ⇒ じゃあやる
□ ミスや失敗を人のせいにする ⇒ 口に出すのをやめることから
□ 頭の中で考えるばかりで行動に移さない ⇒ とにかくやる
□ やらなきゃいけないことを後回しにしがち ⇒ 後回しにしない
□ 困ったとき、人に相談をしない・アドバイスを聞かない ⇒ 自分が損をします
勉強が出来る人になるには
順番が違ってしまいますが、まずはこれ。
伸びるひと、勉強が出来る人は、
これに尽きます。
「時間がない」は封印です。
やる気は待っていても出ません。勉強をやりだしたらあとからやる気はついてきます。
まずは勉強を最優先事項にしましょう。
見たいテレビを見るのも、メールの返信もそのあとです。
やれば出来るようになります。まずはやりましょう。
英単語を覚える、計算問題を解く。勉強法以前に出来ることはたくさんあります。
参考書を買いに行くのはあとでよし。今あるもので、やってみる。
勉強を始めると変わるよ
ミスや失敗をつい人のせいにしてしまう。
困っても人のアドバイスを聞くのが嫌だ。
自分でも嫌なんだけれど、ついしてしまうこれらの行動。
何なら悪態までついちゃうやつ。
性格だから仕方ない、と諦めたり開き直ったりしないでください。
大丈夫、コツコツ勉強していると少しずつ改善されてきます。
これらを繰り返すことによって成長できるのが勉強の一つの目的でもあるのです。
勉強をする目的は「勉強が出来るようになる」だけではありません。
勉強を通して「自分をどうやって、より良くしていくか」を学ぶことが出来ます。
「勉強が出来る人」になるための11の方法まとめ
日常生活を整えること
目標を持ち、計画を立て、実行すること
言いわけをせず、まずは行動すること
この3つは中学生や高校生の勉強しなければいけない時期だけでなく、
これから先ずっと意識しておきたいことでもあります。
勉強に行き詰った時、仕事でうまくいかないとき・出世したいとき、人間関係を良くしたいとき。
どんなときもきっと役に立つはずです。