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選んではいけない!ダメな塾の7つの特徴を現役時塾講師が解説します。
新しい塾を探すにあたって気を付けたいポイントを知っておくと、塾選びに失敗しません。
チラシからの判断のしかたはこちら。
ダメな塾の前に…知っておきたい塾のポイント
ダメな塾がどこかを判断する前に、
大手の塾か地域密着型の個人塾かの選択で迷う場合があります。
どちらも良し悪しあるので、最初から決めつけず両方とも試したうえで決めることをお勧めします。
そのほうが子どもも納得しやすいからです。
「あっちの塾よりはここのほうがなんとなく頑張れそう」
雰囲気だけで選ぶとあとになってから後悔することもあるのですが、子どもの意思を尊重することを忘れないようにしましょう。
大手でも教室によって雰囲気やレベルが違う
大手塾の知名度や実績に安心して、安易に決めようとしていませんか?
教室によっては講師の質や雰囲気が良くないところもあるので、注意が必要です。
実績も、ただ分母が多いから良いように見えるだけだったり数年分を累計しているところも多いため、チラシやホームページを見るときは気を付けて下さい。
中小規模の地域密着型の塾はクセがあるところが多い
地域密着型の塾は、その周辺の学校情報にくわしく、規模が小さい分丁寧で細やかな指導が出来るのがメリットです。
いっぽうで塾長や教室長が個性的でクセのある場合が多いので、問い合わせや見学のときに相性を確認するのは必須です。
大手が合わずに独立して、いわゆる一匹狼的なワンマン経営をしているところも少なくありません。
先に塾の種類を確認しておきたい場合は下の記事↓を参考にしてください。
では、選んではいけないダメな塾の特徴を詳しく見て行きましょう。
選んではいけないダメな塾7つの特徴
ハズレの可能性が高いのはズバリこんな塾です。
☑ 見学が一部しかできないなど閉鎖的な塾
☑ かかる費用の説明があいまい、分かりづらい塾
☑ 「厳しい指導」を売りにしている塾
☑ 自習室が確保されていない塾
☑ 毎回担当講師が変わる塾
☑ 塾長や教室長が常駐していない塾
口コミでの評判が悪い塾
「誰にでも合う塾」は存在しないため、良くないクチコミがあるのは仕方のないことです。
特に「あまり成績が上がらなかった」という口コミは判断が難しいところ。
塾に行っていたからこそ成績がキープできていたかもしれないですし、その子どもが努力しなかっただけかもしれません。
これ以上はない、というくらい丁寧に指導していて成績が上がっていても文句を言うひとはいるのですから。
しかし、口コミの内容に明らかに問題がある場合は避けたほうが良いでしょう。
いちばん確実なのは実際にその塾に通っている本人や保護者から話を聞くことです。
可能であれは一人ではなく数人から情報を得られると安心です。
ただしお友達紹介キャンペーンなどがある場合は要注意。
キャッシュバックや割引を目当てに話を盛られてしまうからです。
そもそも過度なキャンペーンをやっているところはあやしいので避けたほうが無難です。
そうしなきゃ生徒が集まらないってことですからね。
金額や講師の対応で不安がある場合はいったんパスです、パス。
見学が一部しかできないなど閉鎖的な塾
塾の中には、保護者の見学を制限しているところもあります。
または良い部分だけを見せて、実際に入ってみたら全然違った…という詐欺まがいなところも。
大手塾では、人気のある看板講師の授業を見学させ、実際に担当する講師の授業は見られないという場合も多くあります。
入塾した場合の担当講師の授業を見せてもらったり無料体験させてもらえない塾は要注意です。
有名講師につられていざ入ったら、担当は授業の内容もろくに理解できていないアルバイトの大学生だった。なんてことも。
残念ながら質の悪い塾というのは思うより多いのです。
子ども相手だからとやり放題な塾の多いこと。
親は子どもを人質に取られているような感覚で嫌でも文句を言えずに我慢しまうんですね。
学校ほどではないにせよ、要望をいったら子どもの指導に影響が出るかも…と心配になっちゃう。
もう一度言いますが、担当講師によって授業の質が大きく変わります。
そしていわずもがな、成績にも違いが出てくるでしょう。
入ってしまうとなかなかやめられません。
面倒ですが、塾選びは慎重に。
かかる費用の説明があいまい、分かりづらい塾
塾の費用は、毎月の授業料のほかに教材費や教室維持費、よく分からない費用が含まれている場合があります。
そういったことの説明がちゃんとされず、入ってからの金額が予定より大幅に多くなってしまった!なんてことは避けたいですよね。
学年ごとに値上がりする場合もあるので、まずはしっかり確認しておきましょう。
説明がスムーズに出来ないような塾はNGです。
また、その場で入塾したら〇円免除、などというせかされるようなところも即決は避けて。
一旦家に帰って見落としはないか等、確認してからにしましょう。
良い塾はそう焦らせたりしません。
「厳しい指導」を売りにしている塾
「ウチは子どもを甘やかしません」こういった塾はハズレの可能性もあります。
宿題をやってなかろうが何も言わない塾もあるので、どちらが良いかは一概に言えませんが
指導が威圧的で子どもに負担になる可能性があります。
ろくに教えもせず「終わるまで帰さない」。
明らかに子どものレベルに合っていない宿題を大量に出す、など
昔のスポコンか!
と言いたくなるところもあるんですよね。
ただしそういったところが合う場合もあるので、ここは子どもの性格を考えつつ判断になります。
ちょっと怖いくらいのほうが必死にやる、ということもあります。
自習室が確保されていない塾
塾では授業時間以外に自習もしてほしいところ。
勉強するしかない場所を確保することは非常に大事です。
自習室があった場合、管理されているかどうかも確認しましょう。
大人の目が届かず、子どもが好き勝手話したり飲み食いするだけの休憩スペースになってしまっている場合もあるからです。
最近だとスマホの扱いも悩ましいところです。
使い放題だとスマホで漫画を読んでいたりゲームをしていたりで勉強なんかできたもんじゃありません。
WiFi環境が整っていたらなおさら注意です。
こうなると逆効果。
「自習に行ってくる~」という子どもの言葉を鵜呑みにして安心していたのに一向に成績が上がらないという親的には謎の事態に。
この場合、子どもは「ちゃんと塾で勉強してる!自習も〇時間したし!!」なーんていうんですよ。。
見ていると1時間のうち問題に向かっていたのは20分もないくらいだったりするんですけどね。
毎回担当講師が変わる塾
比較的安価な大手の個別指導塾に多いのがこの形態です。
毎回指導担当が違うというのは、絶対見逃せないポイントです。
1人の講師がずっと担当してこそ、前回の復習や子どもの個性に合わせた指導が出来ます。
あまり重視しない保護者が多いのですが、授業の質は天と地ほど変わってしまうので、必ず確認しましょう。
担当講師と合わない場合に変更が可能かどうかも併せて聞いておきたいところです。
塾長や教室長が常駐していない塾
こちらも大手の安価な個人指導塾に多いパターン。
どことは言えませんが、有名な全国規模のところを筆頭に最近増えています。
もうね、これもダメ!
普段塾には担当する講師(ほぼ大学生)しかおらず、何かあった時は全国の塾を管理している本校に電話をし、そこでやり取りをするというもの。
塾長や教室長にあたる人がいないと、子どもの様子を相談したり、進路指導などもひと苦労。
面談も話がかみ合わないだけでなく、休みの連絡や何かあった時の相談もとにかくしづらい。
一見効率的で最先端を行っているシステムですが、安かろう悪かろうの代表例です。
安価なだけでなく新しくきれいで設備が整っている(自習室など)ことが多いので、一見魅力的ですがおすすめしません。
そこから移ってきた生徒さんとその保護者さんから話を聞いてみるとひどいものです。
選んで時はいけない塾の最重要ポイント3つは
ということで、いくつか気を付けるべきポイントをお話してきましたが、この3つだけは死守してください。
2、担当講師が毎回変わる塾
3、塾長や教室長が常駐していない塾
この3つのどれか一つでも当てはまったらはずれの確率はほぼ100%と言っていいでしょう。
利便性や料金に惹かれたとしても、いったん考え直してみて下さい。
塾選びを失敗しないためには
残念ながら、いい加減な塾はたくさんあります。
リーズナブルに済ませたいのなら、最初はスタサプを試すのがイチバン(月額税込2145円)ですし、
自力で出来るなら【進研ゼミ中学講座】が最強。
塾講師をやっていて色々なテキストを見ているけれど、進研ゼミはぶっちゃけものすごく優秀なテキストです。
スタディサプリも授業の質が高いし、これらがあれば塾いらないです、ほんと。
塾はいったん通いだすと費用がかさみ、辞めにくいのが困るところ。
合わなかったら辞めやすいオンライン家庭教師という選択も良いかもしれません。
オンライン家庭講師「家庭ネット」のように、無料体験が可能なオンライン授業もあります。
選択の幅を広げ、子どもに合った塾を探し出してくださいね。
【合わせて読みたい】
>>>>>【中学生の保護者向け】勉強習慣をつけるためにすべきこと
では、今回は以上です。