中学生の復習の仕方【ベストなタイミングと効果的な方法とは】

中学生の復習の具体的な仕方が知りたいです。
復習のタイミングと効果的な方法は?
何をやったらいいか分からないんです。

 

そんな悩みを解決します!

 

本記事の執筆者は現役の塾講師です。現在も毎日、中学生を中心に小学生から高校生まで幅広く指導をしています。

 

 

「中学生は復習が大事」と言いますが、
具体的に何をすれば効果的なのかを知っていて、それを実行できている中学生は多くありません

日々の復習をしないでいると、定期テスト前の勉強で苦労したり提出物が溜まり間に合わなくなって、結果テストで悲惨なことに…

定期テストで思うように点が取れない中学生は特に必見です。

 

 

せっかく復習をやるなら、最も効果的な方法とベストなタイミングで行って、テスト前を少しでも楽にしちゃいましょう!

 

この記事を読むと、正しい復習の仕方が身につき、定期テストだけでなく高校入試や高校に入ってからも役に立ちますよ。

 

 

✔ この記事で分かること

  • 中学生の勉強には復習が大事な理由
  • 中学生の復習の効果的な方法とは?
  • 中学生の復習のベストなタイミングは?

 

塾講師歴15年の現役塾講師が解説します!

 

中学生の勉強には復習が大事である理由

 

 

なぜ、こんなにも復習が大事と言われるのでしょうか?

結論から言うと、授業を聞いた時は分かっていても、すぐに忘れてしまうからです。

ドイツの心理学者エビングハウスが研究の結果導き出した忘却曲線によると、人は丸1日経つと覚えた事の約7割を忘れてしまうといいます。

忘れてしまう前にもう一度同じことを勉強して記憶を定着させよう、というのが復習の目的です。

 

 

 

中学生の復習の効果的な方法とは?

 

 

 

学校から帰ってきて毎日長時間復習の時間を取るのはかなり大変なこと。

部活や習い事でヘトヘトな日も多いはず。

そんな忙しい中学生が無理なく続けられる復習方法は、

その日授業でやったところの教科書とノートを見返すことです。
1教科10分ほどでも効果はありますよ。

時間がなければこれだけでも、復習をやらないのと比べると全然違います。

時間や体力に余裕がある時は、教科書やノートを見返した後に習った部分の学校のワークをしてみましょう。

1日分であれば1ページくらいなはず。

記憶の定着だけでなく、溜まる前にやっておくことで提出日の前に慌ててやる必要もなくなります。

一石二鳥とはこのこと。

また、他の人に説明するのも効果的です。友人や家族に教えてみましょう。他人に分かりやすく説明しようと思うと、解説の仕方であれこれ悩みます。「ここがこうなるのはなんで?」と訊かれて説明できたら、その問題は印象にも残り忘れにくくなります。

不思議な話ですが、人から教わるよりも人に教えるほうがキッチリと覚えられるのです。

 

 

復習の効果を2倍、3倍に! 更に効果を上げるには?

 

 

その日に習った部分の教科書やノートを見返し、ワークもこなせたら中学生の復習は二重丸です。

この復習の効果を更にアップさせるのが予習です。

予習と復習が大事。とセットで言われるのには理由があるのです。

 

中学生の予習は基本的に、教科書を2,3ページ読み進めるだけで効果があります。

予習・授業・復習と、三回同じ内容をこなすことで、記憶が一気に定着するのです。

予習について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

中学生の予習は1教科3分でじゅうぶん効果がある理由

中学生の復習のベストなタイミングは?

 

 

 

中学生の復習のタイミングは、先ほどもお話しした1日で7割のことは忘れてしまうというエビングハウスの忘却曲線からも分かる通り、その日のうちにするのがベストです。

その日に出来なかったとしても、翌週に持ち越さないよう遅くともその週末には終わらせましょう。

 

まとめ:中学生の復習はその日のうちに終わらせるのがベスト

 

 

中学生の復習のベストなタイミングはその日のうちにする、でした。

復習の効果的な方法は、授業でやったところを見直しその部分のワークを解く方法で、予習と組み合わせることによって更に効果アップが期待できます。

 

毎日難しいことを何時間もしなさい!なんて言わないので、まずは予習復習の習慣を少しずつ付けてみて下さいね。

 

 

では今回はこれで終了です。

 

 

おつかれさまでした

 

コチラの記事もおススメです。

 

【中学生の保護者向け】勉強習慣をつけるためにすべきこと

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