何かいい方法はない?
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気分転換が上手に出来ないと、集中力が下がり、勉強の効率が悪くなってしまいます。
時間をかけたのに内容が全然頭に入らない…なんてことになるのは避けたいですよね。
本記事では、気分転換の仕方を15分で出来るものと半日で出来るものの2種類に分けて解説します。
気分転換が上手に出来るようになると、勉強に効率的に取り組めるようになりますよ。
✔ この記事で分かること
- 15分以内に出来る気分転換法8選
- 半日以内に出来る気分転換法2選
- 気分転換をするときの注意点
15分以内に出来る気分転換法8選
15分である理由
学校の休み時間も10分から15分であることから、
45分~50分勉強して10~15分休憩のサイクルが慣れているため取り入れやすいというのが理由です。
休憩の時間が5分だと短すぎて気分転換にならず、15分以上だと逆に集中力が下がり勉強に戻りたくなくなります。
15分以内に出来る気分転換法8選
②好きな音楽や集中力を高める音楽を聴く
③部屋の片づけをする
④勉強の場所を変える
⑤仮眠をとる
⑥ストレッチや軽い筋トレをする
⑦受験やテストが終わったらやりたいことリストを作る
⑧瞑想をする
それでは1つずつ見ていきましょう。
部屋の空気を入れ替える
人間が呼吸をすると発生する二酸化炭素は、空気中に増えるとめまいや頭痛、眠気を引き起こします。
それを防ぐ効率的な換気は5~10分、窓を5~15㎝開けるというものです。
1か所だけでなく2か所開けるとうまく空気が流れて、新鮮な空気を取り込むことが出来ます。
2時間に1回ほど行うと快適な環境を保つことが出来ます。
好きな音楽や集中力を高める音楽を聴く
休憩中に好きな音楽を聴くのもおススメの気分転換方法です。
この時は1曲や2曲と決めて、目を閉じ、じっくり聴きいりましょう。
そうすることで、勉強で疲れた目と脳が休まり、リラックスできます。
音楽を聴きながら勉強するのが好きな人もいますが、本当に集中しているときに音楽は耳に入ってきません。また、好きな音楽が流れていると、つい勉強の手を休めて聴いてしまうものです。
ながら勉強になる恐れがあるので、
何かしら音楽が欲しいのであれば、勉強中は歌のないBGMにしたほうが無難です。
部屋の片づけをする
部屋が散らかっていると勉強に集中できないものです。
そこで、休憩中に少しずつ部屋を片付けるのがおすすめです。
まずは机の上の余計なものを、元の場所に戻します。
スマホは目に入る場所に置かないのがポイントです。
片付けの順番は、目につく大きな場所からです。
と言っても、大掃除をする必要はありません。
まずはベッドを整えます。これなら1分もあればできますね。
次は床に散らばったものの片づけです。
休憩をとるたびに「洗濯物をしまう」「掃除機をかける」「本棚のホコリを払う」など少しの時間で出来ることをしていくと、部屋だけでなく気持ちもすっきりしますよ。
部屋を片付ける際は、同時に部屋の換気をするとほこりっぽくなるのを防ぐことが出来るためおすすめです。
好きな音楽を流しながら片付けてもいいですね。
勉強の場所を変える
いつもとは違う場所で勉強するのも良い気分転換になります。
東大合格者にも多いリビング勉強は、誰かに見られているという程よい緊張感や安心感をもたらしてくれます。
また、多少の物音が気にならなくなる集中力を身につけることもできます。
15分、仮眠をとる
仮眠をとる時間は15分がベストと言われており、その理由は医学的に解明されています。
人間の睡眠はレム睡眠という浅い睡眠と、ノンレム睡眠という深い睡眠の2種類に分かれています。
15分以上寝てしまうとレム睡眠からノンレム睡眠へと切り替わってしまい、起きたときに余計眠くなってしまいます。
本当に眠らなくても、目を閉じ頭を休めるだけでも心身の疲れが取れますよ。
ストレッチや軽い筋トレをする
勉強で長時間同じ体勢を取っていると、血流が滞り、身体は凝りかたまります。
ストレッチや筋トレは、全身の血流をアップさせてくれます。その結果脳への血流もアップし、脳を活性化させてくれます。
脳が活性化されると、集中力や判断力・記憶力が高まります。
筋トレをすることでドーパミンというホルモンが分泌されるのですが、このホルモンにはやる気を上げてくれる効果もあるため、さらに勉強の効率が高まるというわけです。
また、腰痛や肩凝りの予防や改善にもなります。
受験やテストが終わったらやりたいことリストを作る
勉強中に、やりたいことが頭の中をグルグルしているようならこの方法の気分転換がおすすめです。
やりたいことリストを作り、目で見ることによっていったん頭から追い出せるのです。
「あれやらなきゃ」「こんなことをしたいな」だけでなく悩みなどでも、書く内容はなんでもOK。
書いてみると案外すっきりして気が楽になったりしますよ。
瞑想(めいそう)をする
瞑想とは「心を静めて今の自分を客観的に見つめること」です。
瞑想をすることにより、集中力が高まったり自分に自信が出たり、幸福感が高まったりします。
これからやらなければならないこと・心配なこと。
今までの失敗や後悔。
人は絶えず未来や過去にとらわれています。
「今、この瞬間に意識を向ける」
やってみると分かるのですが、これが案外難しい。
YouTubeなどで瞑想へ導いてくれる動画があるので、最初はそういったもので挑戦してみると良いですよ。
瞑想の簡単なやり方 5ステップ
① 胡坐(あぐら)などの楽な姿勢で座る
② 頭のてっぺんから細い糸でつられてるようなイメージで背筋を伸ばす
③ からだの力はなるべく抜き、おへそから手の指5本分下の部分に意識を集中させる
④ 目を閉じ、深くゆっくりと呼吸をする
⑤ 吸って、吐いて。おなかの底から頭のてっぺんまで空気が流れるイメージをする
半日以内に出来る気分転換2選
そんな時に効果的な気分転換はこちら。
②部屋の大掃除・模様替えをする
思いっきり遊ぶ・趣味の時間に充てる
部屋の大掃除・模様替えをする
気分転換をするときの注意点
時間を決めてメリハリをつける
15分休憩にスマホはダメ
休憩時間にはスマホをいじりたくなるもの。
しかしこれはおすすめしません。
なぜなら、スマホの小さな画面を凝視することは、目と脳をともに酷使させることになり、心も体も休めないからです。
気分転換は、心身を休ませ勉強の効率をよくするためのものです。
好きなことをしてリフレッシュするのは大切ですが、あくまで勉強に集中するために心や体を整えるためのであることを忘れないでくださいね。
まとめ
今回は勉強の効果的な気分転換の方法10選と、気分転換の注意点について解説しました。
気分転換は効率的に勉強するうえで欠かせないものです。
自分に合った方法を探し、上手に取り入れてみて下さいね。