「勉強が出来ない人」の20の特徴【チェックリスト付】

 

今回は勉強が出来ない人の特徴をご紹介します。

あなたは何個当てはまるでしょうか?

 

勉強が出来ない人のままだと、将来仕事が出来ない人になり、周囲から嫌がられてしまいます

結果、出世が出来なかったり人間関係がうまくいかなかったり。

 

本記事では塾講師歴15年、100人以上の生徒に勉強法を指導をしてきた現役塾講師の筆者が、勉強が出来ない人の特徴を日常生活編・勉強のやり方を知らない人編・言いわけ編に分けてご紹介します。

 

言いわけ編は1個でも当てはまったらアウト!そんな気持ちで見てみて下さい。わあ怖い。

 

勉強が出来ない人の特徴【日常生活編】

 

 

□ 寝不足
□ 偏った食生活
□ 部屋が汚い
□ 常に手の届くところにスマホがある
□ “ながら”が多い
ここはさらっと見ていきましょう。
日常の習慣だけが勉強の不出来の原因となっていることは少なく、他の特徴のオマケ的な問題です。
しかし、勉強だけでなく健康にも良くないので、そういった面で改善が必要です。

寝不足

 

寝不足は集中力・記憶力・判断力・やる気など勉強に必要なすべてのものを奪います。

寝不足の原因は何でしょうか?

寝る前のスマホも睡眠の質を低下させるため、良質な睡眠の妨げになります。

 

偏った食生活

 

お菓子やジュースが多い・野菜を食べないなど、偏った食生活は栄養不足を招き、集中力や勉強意欲をそぎます。

勉強の息抜きであったとしても、チョコレートなどの食べすぎに注意しましょう。

 

部屋が汚い

 

部屋が整理されていないと、宿題を始めるのにまず荷物の山の中からプリントを探し出し、机にスペースを空けるところから始めなくてはいけません。

これでは、イライラして勉強を始める前に嫌になってしまいます。

勉強の効率も良くなるわけありませんね。

 

常に手の届くところにスマホがある

 

目に入る位置にスマホがあると集中力を一気に低下させると言います。

友人からやSNSの通知がピコっと光ったらつい目が行ってしまいますね。

そしてその都度、返信やSNSをみちゃう。

そんなことをしていたら、勉強に集中は出来ません。

 

“ながら”が多い

 

テレビを見ながら、音楽を聴きながらなど、ながら勉強になっていませんか?

勉強の効率は下がり時間だけが長引き、無駄な時間が増えてしまいます。

 

 

勉強が出来ない人の特徴【勉強のやり方を知らない人編】

 

□ 勉強の計画を立てない(今日やることが決まっていない)
□ 自分の予定を把握していない
□ 勉強に対して受け身で、人に言われるまで行動しない
□ 目標がない
□ 勉強効率を考えない
□ ノートまとめが好き・時間をかける

 

小学校の頃は、先生に言われたことだけやっていれば授業についていけました。

しかし中学生以降はそうはいきません。

 

中学生の皆さんはそもそも知らなかったこともあるでしょう。

まずはチェックリストで「こういうことが勉強が出来ないことにつながるのか」と思い当たるふしはないか考えてみましょう。

 

勉強の計画を立てない(今日やることが決まっていない)

 

勉強が出来ない人の特徴として圧倒的に多いのが、勉強の計画を立てないこと

・次のテストまでに何をやるのか

・今週は何をしなければならないのか

・今日は何をやるのか

何も決まっていない状態では、まず何をすればよいかが分からず、適当に目についたものだけをやるといったことになってしまいます。

 

自分の予定を把握していない

 

勉強の計画を立てていない人は自分の予定も分かっていません。

いつ何のイベントがあるのか、知らなければそもそも計画も立てられません。

提出物の期限もあらかじめ把握しておかないと、直前になって慌てて適当にこなすことになります。

 

勉強に対して受け身で、人に言われるまで行動しない

 

小学校までは、親や先生に言われたことだけやっていればよかったのに、
中学生以降になると自分で考え自ら行動をしなければなりません

その第一歩が、自分で予定を把握し計画を立てることです。

誰かに何かを言われるまで自分のことやらないのでは、勉強もできません。

これは、分からないことも他人に助けてもらうな、という意味ではありません。

何が分からないのかを自分で理解したうえでアドバイスをもらうのはとてもいいことです。

 

どうすべきかを考えないことが、いけないのです。

 

目標がない

 

急に目標を持て、と言われても戸惑うかもしれませんね。

しかし「○○高校に入る」「次のテストで400点以上取る」など、何か目指すものがないと、人間なかなか頑張れないものです。

はじめは「毎日30分勉強する」といったすぐにクリアできることでよいので、目標を立て、実行する。

なんらかの行動をするために、目標は必須です。

 

勉強効率を考えない

 

勉強をしているのに、成績が上がらない。テストで点が取れない。という場合はこのパターンに当てはまっている可能性が高いと言えます。

がむしゃらに量をこなしているけれど頭に入っていない。

 

「頑張っているのに出来ないなんて、自分はバカなんだ…」と勉強が嫌になってしまう前に、まずは勉強の方法を見直してみましょう。

勉強の方法も、自分に合うもの合わないものがあります。

やってみて効果がないと感じたら、やり方を工夫しなければなりません。

これが面倒なんですよね。何も考えずに量をこなすほうが頭を使わず楽ですから。

いわゆる思考停止状態ってやつです。

しかし、効率的に勉強するには頭を使わなければなりません。

使えていないなと思った人は以下の記事も確認して下さいね。

問題集の効率的な使い方

 

ノートまとめが好き・時間をかける

 

「丁寧に時間をかけてノートまとめをやっているのに勉強が出来ないんです…」

 

この悩み相談、何十回受けた事か。

 

勉強=まずはノートまとめと思っている人の多いこと。

 

好きなペンで色分けをして、きれいにノートがまとまると気持ちの良いものです。

そして時間もかかるので、めちゃくちゃ勉強した気分になる

過去の私もそうでした。

しかしこれ、時間をかけた割に覚えられないんですよね。

宿題の一環として出ていることもあり、全く意味がないわけではないのですが、実は非常に効率の悪い勉強方法なんです。

ノートまとめは時間に余裕がある時に楽しんでやるもの、くらいに思っておいてください。

 

勉強が出来ない人の特徴【言いわけ編】

 

□ 「時間がない」が口ぐせ
□ 授業を聞いていない
□ やる気が出たらやろうと思っている
□ 勉強を始めるまでに時間がかかる
□ やればできると思っている
□ ミスや失敗を人のせいにする
□ 頭の中で考えるばかりで行動に移さない
□ やらなきゃいけないことを後回しにしがち
□ 困ったとき、人に相談をしない・アドバイスを聞かない

 

やってきました、耳が痛いやつです。笑

勉強が出来ないほとんどの人は、これに当てはまっているのではないでしょうか。

1つでも当てはまっていたら早急に改善が必要です。

かくいう私も、ぐうたらして成績が落ちた時期はすべて当てはまっていました。

だからこそ口酸っぱく言います。

ここら辺は中学高校のうちに少しずつ直しておかないと、社会に出てから痛い目見ます

どんな仕事にもチームワークや人とのかかわりが必要となります。

職場で上記のことが当てはまる人がいると、十中八九嫌がられます。

こんな人いたら、一緒に仕事するの嫌ですもん。

そうならないために、今から少しずつ意識をすることが大切です。

 

「時間がない」が口ぐせ

 

これ、つい言っちゃいませんか?

「なんで宿題やってこなかったの…」

という質問に対して、NO.1の回答率。

「時間がなかった」

でもこれ99%が言いわけ

本当に何か事情があって――熱が出たり、不幸があったり――という時はそう言いますもん。

 

時間がないって言う時ってちょっと罪悪感のような居心地の悪さを感じているはずです。

言いわけってさ、気持ち良くないよね。

 

授業を聞いていない

 

そもそも勉強が出来ないのに授業を聞いていなかったら、そりゃ勉強が出来るようになんてなりません。

苦手な先生だろうが嫌いな先生だろうが「分かろう」としなければ出来るようにはならないのです。

こういう人に限って「○○先生の教え方全然分からないんだもん」なんて言っちゃう。

いやもう昔の自分です。お恥ずかしい。

 

やる気が出たらやろうと思っている

 

いつか出るだろうと思って、やる気が出るのを待っているそこのキミ。

 

やる気は勉強を始めないと出ません。

 

もう一度、いや何度でも言う。

やる気はやらないと出ない。待ってても出ない。

 

勉強を始めるまでに時間がかかる

 

「このテレビが終わったら…」「○時になったら…」「やる気が出たら…」

なんだかんだ理由を付けて、勉強を先延ばしにしていませんか?

先延ばしにすればするほどやりたくなくなるし、面倒にもなる。

そうして結局勉強しないか時間が短くなっちゃうんだよね。

 

やればできると思っている

 

「今の自分はやらないからできないだけで、やりだせばすぐに出来るようになる」

 

確かに。

 

これは事実なのでしょう。

しかし現状、やらないから出来ていないんですよね。

なのに謎の自信。

いやまずやろうよ。

やればできる子もやらなきゃただのできない子

 

自分のミスや失敗を人のせいにする

 

出来なかった理由を「責任転嫁」、つまり人のせいにする。

「だって今回はお母さんがああしろっていったから…」

「塾でやらなかったから出来なかった」

「部活が忙しくて…」

 

ついつい言いたくなっちゃうけれど、1番の原因は自分の努力不足だったりする。

 

頭の中で考えるばかりで行動に移さない

 

あれをしようこれをしようと、脳内で計画はバッチリ立てているんだけれど、結局やらずじまいになっていませんか?

どんなに素晴らしい計画を立てても、実行しなければ意味はありません。とらぬ狸の皮算用。

 

やらなきゃいけないことを後回しにしがち

 

勉強を始めるのに時間がかかるのとほぼ一緒。

提出物や試験など、いつまでに何をすればよいかわかっているのにやりたくなくてつい見ないふりをしちゃう。

やりたくないことこそ今自分がやらねばならないことなのに、臭いものにふた。

全く、人間てしょうもないわよね。

 

困ったとき、人に相談をしない・アドバイスを聞かない

 

人のアドバイスを何でもかんでも否定し、自己流を貫き通そうとする。

「そういう性格なの」って言われたらもう何も言えないんですけどもね。

「こうしてみよう」ってアドバイスされても、頑なに受け入れないのはデメリットしかない

これから先、ずっとそうしていくのかな。

それってきっともったいないことだと思う。

先人が失敗したこと、成功したことが分かっているんだから、そしてそれを教えてくれるっていうんだから、どんどん取り入れていかなきゃ損です。

やってみて合わなかったらまた別の方法を考えたり探したりすればいい。

まずは成功例に倣(なら)う。

自己流はある程度実力がついてきてからでいいんじゃないでしょうか。

 

 

勉強が出来ない人の特徴まとめ

 

言いたい放題言いがって…クソッ。

って思いましたか?

それとも「これ自分やん!!」って思いましたか?

身近な誰かを思い浮かべましたか?

 

 

 

才能だけが勉強の出来不出来を決めるわけではありません。

「勉強が出来ない人」の特徴をなくしていけば、だれでも「勉強が出来る人」になることが出来ます

これらの習慣はすぐに、いつからでも変えられます。

 

 

沢山当てはまってしまったら、それは伸びしろがたくさんあるという事。

 

当てはまるものがあった人はこれを機に、習慣を改めていきましょう。

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