適当になんか書いときゃいいかな?
これをやったらダメ・意味ないってものはある?
ノートを埋めるためにやっていませんか?
どれもやってはいけない自主学習です。
学校の宿題以外でやっていたら、今日から!いや今すぐやめましょう。
✔この記事で分かること
- やってはいけない自主学習3つ
- なぜやってはいけないの?
- じゃあ何をやったらいいの?
自主学習でノートを埋めるためにやってはいけないことは3つ
やってはいけないことは3つあります。
・漢字や英単語をひたすら書く
・答えを写す
なんで⁉ やれることなくなっちゃうよ!
やってはいけない理由
覚えられないから時間の無駄です・効果なし
きれいにノートまとめが出来ると、達成感でいっぱいになりませんか?
漢字や英単語も、ノートにギッシリ書いたら覚えられる気がしますよね。
これならだれに見せても大丈夫!
とな。
それって覚えようとして書いていますか?
ペンの色や回数を気にして、違うことを考えながらしていませんか?
それはもう、学習・勉強ではなくただの作業です。
ただでさえ人間の記憶というのは、覚えたことの7割を48時間後には忘れるように出来ています。
つまり、記憶を定着させるためには繰り返し勉強しなければならないのです。
覚えようとして頑張って覚えたことですら、7割は忘れてしまうのです。
目で見て手を動かしているだけではほとんど覚えられません。
しかも、覚えられない割に疲れるっていうね…。
これはワークの答えを写すのも一緒です。
学年に数人いる頭のいい人ならそれで覚えてしまうのだろうけれど、
我々一般人はそうではない!
ということで、つまるところ
ノートまとめ・漢字&英単語爆書き・ワークの答えを写すは
疲れるし時間はかかるのに意味がない。
そんなことに時間を使うのってもったいないじゃないですか。
時間は限られてるんだし、したいことも沢山あるでしょ?
テレビ見たり、マンガ読んだり、ユーチューブ観たり、寝たり。
そういうことのためにも、考えて効率的に勉強しましょう。
面倒なことほど工夫せよ
考えて工夫することを面倒と思うかもしれません。
数学の「工夫して計算せよ」とか嫌いでしょ?
何パターンも覚えるの面倒だし、なんか小難しい気がするし。
でも工夫できると、普通に解くよりずっと楽に簡単に解くことができるのです。
つまり、面倒なことを楽して解決するための手段が「工夫する」ということなのよ。
効果を最速で出すには、とにかく問題を解くべし
もう最初っからワークの問題をノートにやっちゃうの。
注意点は2つ。
1、直接ワークに書き込まない
2、2回目は間違えた問題だけ解きなおす
手順1:ワークを1ページもしくは2ページやる
半分以上分からなかったら ⇒ 先に進まず同じページをもう一度解く(間違えたところのみ)
ほぼ分からなかったら ⇒ まずは同じ範囲のところのみ教科書を音読してから1ページずつやる
手順2:全問正解したら次のページに進む
この流れでやってみてください。
しつこく例も書いておくよ。
例)社会のワークの1問1答をやることにした。
✔ 1回目は30問中3問正解した。
分からな過ぎたので、同じ部分の教科書を音読する。
✔ 2回目は30問中8問正解した。
間違えていた22問の答えを全部書く。
✔ 3回目は2回目で出来なかった22問のうち10問正解した。
間違えていた12問の答えを全部書く。
✔ 4回目は3回目で出来なかった12問のうち8問正解した。
間違えていた4問の答えを全部書く。
✔ 5回目は全問正解した。
✔ 次のページへ進む(同じように解く)。
✔ そして翌日もう1度30問解いてみる。
間違えたらまたその場所を解きなおす。
いい? これくらいはやんないと覚えられないからね?
回数は慣れるとだんだん少なくなるから、最初だけちょっと我慢です。
今の勉強法がうまくいっていなかったり無駄なことをしていたなって思ったら、
自主学習でぜひ取り入れてみてください。
これをやったらどんな人でも必ず出来るようになりますよ。
まとめ:自主学習で大切なのは覚えようとすること
勉強の手順を見て「うわあ、めんどくさい」と思ったでしょ?
それでも、この方法がいちばん手っ取り早く自主学習の効果を上げるんです。
勉強や自主学習が苦手な人ほど、取り組んだらすぐに効果が出ますよ。
そして、テスト前が驚くほど楽になります。
何度も言いますが、大切なのは覚えようとすることです。
手を動かすだけの無駄な時間はもうなしにしましょう。
今回はこれでおしまいです。