高校入試対策は何から始めればいいの?
とりあえず問題集でも買ってこようかしら…
こんな疑問に現役塾講師がお答えします。
結論から言うと「とりあえず問題集」はダメ!です。
「とりあえず過去問」もだめー。
その理由を解説します。
✔ 本記事の内容
・高校入試対策はこの3つから始めましょう
✔ 本記事の信頼性
変わりゆく教育指導要領や受験体制に、最新の情報をもって日々対応しています。
注意!今の時期にすべきでないこと
問題集の大量買いは意味がありません
「受験勉強を始める」 ⇒ 「まず問題集・参考書を買う」
という公式が成り立っていませんか?
「とりあえず本屋に行って、何冊か問題集を見繕ってこなきゃ…」
これは保護者もしがちな失敗です。
やりたくなるんですよね。
本屋に行くと「受験対策にはまずこの1冊を!」なんて書かれたPOPが並び
受験用のコーナーには参考書や問題集がぎっしり並んでいるのですもの。
けれども早い段階で大量に問題集を買ってもそのほとんどは手を付けずに終わってしまいます。
購入して安心してしまうパターンです。(小声)
保護者も本人も、山ほど買った参考書を前になんだか勉強が出来た気になってしまうんです。
つい欲張ってあれこれ買いたくなりますが、まずは1冊購入にとどめて置き、それをしっかり終わらせてから次、というようにしましょう。
一気に購入してしまうと、同じようなレベルのものがあった場合、無駄になりますしね。
問題集を1冊終わらせると本人の成績も変わっているはず。
その時のレベルに合わせて、次の問題集を選びましょう。
過去問にチャレンジ!はまだ早い
真っ先に過去問を買ってきて、子どもにやらせようとする保護者は実は少なくありません。
だって、やらないのは心配ですし…早ければ早いほど良いのではないでしょうか。と。
しかし実際のところ、中3の夏休み前に過去問を解いても全然できないことが多いのです。
習っていないところを飛ばしながら解くのは非効率ですし、英語や数学に関してはどこをやることが出来るのかの判断が難しい。
もし早めに過去問をやってみたいのであれば、事前に保護者や周りの大人が現時点で解けない部分をチェックする必要があります。
これ、割と面倒です。
そのため夏休み前にやるのであれば、過去問ではなく入試問題の載っている分野別の問題集がおすすめです。
高校入試対策は何から始める?
高校入試対策は中1中2の復習から
じゃあ何からやればいいの??
何から手を付けていいか分からない…そんな場合はまず中学1年、2年の時に使った学校のワークを解きなおしましょう。
1度やったところでも案外覚えていないものです。
さらっとで大丈夫ですので解きなおしてから他の問題集に取り組みましょう。
高校入試対策として模擬試験を受けよう
1,2年の分野の復習と同じくらい大事なのが模擬試験です。
模試は高校入試に沿った形であるだけでなく、その時期に合わせた範囲で問題が作られているため
現在の実力を正しく知るうえで必須となります。
塾に通っていなくでも受けられる場合も多いので、ぜひ受けてみましょう。
【進研ゼミ中学講座】は、通信教材であるにもかかわらず、模擬試験も受けることができます。
申し込みの締め切りが比較的早いものもあるので、1か月ほどの余裕をもって申し込みをしましょうね。
受験対策用の塾や通信講座の検討を
受験対策用に、塾や家庭教師、通信講座を検討するのも良いでしょう。
勉強が苦手、家での学習習慣がない、といった場合は個別指導の塾。
コツコツ自分で出来るタイプであれば、リーズナブルかつハイレベルな授業が受けられるスタディサプリ中学講座がおすすめです。
スタディサプリは理科や社会の授業が受けられるのも大きなメリット。
全教科塾に行くとなると時間的にも金銭的にも負担が大きくなります。
その点、受け放題の形式であれば「塾に行くほどではないけれど何も対策をしないのは不安」という部分を補うことが出来ます。
違約金や縛りがないため、いつでもやめたいときに止められる気軽さも大手ならではですね。
まとめ:中3の夏休み前にすべき高校入試対策
夏休み前までにやっておきたい高校入試対策は、中学1,2年の復習からでした。
問題集の大量買いや高校入試の過去問はせずに、1度やった問題集をひととおり解きなおしましょう。
そして、受験対策用の塾や通信講座の検討を始めるのもこの時期です。
理科や社会はどうしても後回しにしがち。
1回15分から始められる映像授業スタディサプリ中学講座や【進研ゼミ中学講座】を併用して、
効率よく受験勉強を始めましょう。
それでは、今回は以上です。