いよいよ高校入試が間近に迫ってきました。
受験生も、保護者も落ち着かない日々を送っているかと思います。
そこで今回が現役塾講師の筆者が、
「高校入試前にやるべきこと」
を解説します。
簡単に読めるようにしてあるので、勉強や家事の合間にサッと見てみて下さいね。
高校入試前にやるべきは復習
最初に言っておきます。
一番やってはいけないのは「新しい問題集を買う」こと。
高校入試まで1か月を切ったら、新しい問題集や参考書を買うのはやめましょう。
とくに
数学や英語の問題集はNGです。
買っただけで安心してしまったり、難しすぎて解けず不安になったりするからです。
では何をやるべきなのか?
高校入試前にやるべきは、ズバリ「今までの復習」です。
大切なのは今までやってきたことを思い出すこと。
次章で詳しく見て行きましょう。
高校入試前は今までやってきた模試の解きなおしをしよう
まずやりたいのは、今までに学校や塾などで受けた模擬試験の解きなおしをすることです。
やった時には理解していたことも、時が経つと忘れてしまいます。
忘れかけていたことを思い出し、同じような問題が出た時に解けるようにしておきましょう。
模擬試験は高校入試に出そうな問題を厳選して作られたもの。
入試までの時間がない時こそ、何より優先してやるべきです。
問題を解いて丸つけをしたらハイ終わり!ではなく、
出来ないところは理解する・覚えるまで何度も繰り返すのが大事です。
先ほど「入試前に新しい問題集を買うのはやめましょう」と言いましたが、もし何か欲しいのであれば模試の過去問(予想問題集)一択です。
ポイントは、高校入試の過去問ではなく予想問題集を買うというところです。
高校入試の過去問は1、2回やってみても良いですが、入試の傾向や流れをつかむだけのものにすぎません。
全く同じ問題は出ませんしね。
出題の傾向は都道府県ごとに大きく変わります。
以下のように、都道府県別の予想問題集を選んで購入しましょう。
インターネットで買う時は、年度に気を付けて下さいね。
「お、安い!」と思ったら昨年のだった。なんてこともあります。
ただし、1年ずれたからと言って内容は大きく変わらないので、今年度版をやり終えたら1年前にさかのぼるのもアリです。
高校入試前は理科・社会の暗記の穴を埋めよう
英語・数学・国語の3科目は直前にやると解けずに不安になる場合も。
そんな時は理科社会の穴を埋めるのがイチバンです。
受験に不安があったり、勉強が苦手な場合は一問一答形式の問題がおすすめ。
やることがはっきりしていて取り組みやすいので、何をやればいいのか分からない。というタイプの人にも良いですよ。
特に理科・社会の偏差値が50を下回っている場合は効果抜群です。
手持ちの問題集や学校のワークの基本問題をやるもよし。
ちょうどいいものがなければ、一冊一問一答形式の問題集を用意してもいいでしょう。
何冊も買いたくなるかもしれませんが、ここは1冊に絞ってください。
まずは一冊をちゃんと最後までやり終えることが大事です。
高校入試の前にやるべきこと まとめ
入試前の数週間はあっという間に過ぎていきます。
☑ 理科・社会の確認をする
手持ちのもので、しっかり復習をしましょう。
最後まであきらめないことも大事ですよ。
あと少し、後悔のないように全力を尽くしましょう!