新学期が始まりました。
中学3年生は、受験生としての1年が始まります。
嫌だなぁ。まずは何からやればいいの?
本記事では受験に向けて備えるべきことと、合格する受験生の特徴をご紹介します。
✔この記事で分かること
- 受験に向けての備え方
- 合格する受験生の特徴
- 合格への道を作る方法
受験に向けての備え
「受験生だし、毎日3時間勉強するぞ‼」
今までほとんど勉強をやってこなかったのに、
受験生だからと、はじめから無茶な計画を立てていませんか?
勉強は毎日の積み重ね。
急に勉強の習慣を付けるのはとても難しいことです。
例えるなら、運動習慣の全くない人が急に「フルマラソンに出て上位に入賞するぞ!」と言っているようなものです。
最終的な目標が「フルマラソンで上位入賞すること」だとしたら、まずはストレッチや軽いジョギングから始めて徐々に距離を伸ばし、練習でフルマラソンと同じ距離を何度か走り、ようやく本番という流れになるはず。
勉強も同じで、現在の1日の勉強時間が30分であればそれを1時間やれるようにする、などと
少しずつ勉強の時間を増やしていくことが大事です。
ダイエットや筋トレと同じで、1週間に1回だけ頑張るより、毎日の小さな積み重ねが実を結ぶのです。
大事なのはこの2つです。
✔学校の提出物はすべて期限内に出す。
✔定期テストでしっかり点を取る。
これらは受験に不可欠な内申点を稼ぐことに直結します。
入試において学力試験は一発勝負ですが、何割かは内申点が占めます。
内申点は学力試験の点数と比べたら大したことないと感じるかもしれません。
しかし、入試においてはこの数点の差が命運を分けるのです。
合格する受験生の特徴
結論から言うと、合格する受験生は早くから準備をしています。
夏に部活を引退してから本腰を入れるのでは遅いのです。
だって、みんな頑張りだしますから。
その中で成績を上げるには、他の受験生以上に勉強をしなければなりません。
「頑張っているのに成績が上がらない」という状況は、
思っている以上に受験生本人と保護者にダメージを与えます。
そうなる前に、どれだけ土台を作れるか。
つまり、早めに基礎力を固めれば固めるほど、合格は近づくのです。
合格への道を作る方法
では土台作りの具体的な内容を見ていきましょう。
- 志望校を決める
- 提出物を出し、定期テストで点を取る
- 中1、中2の復習
志望校を決める
志望校は早めに絞っておきましょう。
1つに決める必要はありません。
「行けたらいいな」と「今のままだとこの高校」を1つか2つ、計3校もあれば十分です。
そしてその高校と現状の学力の差をしっかり把握しておきましょう。
もちろん後から変更しても良いのです。
具体的な高校のイメージが見えていたほうが、勉強に身が入りやすくなります。
「行きたい高校も分からずになんとなく勉強する」なんて、絶対続きませんよ。
「模擬試験は勉強を始めてから…」なんてのは一番ダメなパターンです。
自信がないと、どうしても受けることに消極的になりますが、模試を受けないことには始まりません。
まずは模試を受けて、何が出来て何が出来ないのかを知るところがスタートラインです。
提出物を出し、定期テストで点を取る
先ほど言ったように、内申点対策は必須です。
今からでも遅くはありません。
まだ中学生活は3分の1、残っているのですから。
自力で勉強するのが難しいようであれば、塾や家庭教師も検討しましょう。
中1、中2の復習
中学1年、2年でやった内容もすべて出るのが高校入試。
復習は欠かせません。
国語:漢字
数学:基本の計算や角度の問題
英語:単語と文法の確認
理科・社会:一問一答形式の問題
こういった単純な暗記作業がメインのものから始めると、
「分からない」とつまずくことが少なく、取り組みやすくなります。
また、無理に新しい参考書を買う必要はなく、今までに使っていた学校で配られたワークなどをやり直すのでも大丈夫です。
一度習ったことを「思い出す」作業から始めましょう。
まとめ
✔ 毎日少しずつでも勉強時間を確保する
✔ 提出物は期限内に出し、定期テストでしっかり点を取る
✔ 中1、中2の復習をする
受験勉強はつらく、苦しいだけのものではありません。
自分で考え悩み、答えを導き出す努力を行った受験の経験は、
将来何かの壁にぶつかったときの励みとなります。
大事なのは目標に向かって一生懸命に全力で努力をすることです。
その結果受かった時の喜びは、他の何にも代えがたい最高の瞬間になります。
その一瞬のために頑張る価値、ありますよ。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを記事にしてあるので、良かったら見てみてくださいね。
お疲れさまでした。