コロナで休校中の中学生が勉強に遅れないための対策

 

 

 

悩むネコ
悩むネコ
ゲーム!スマホ!ユーチューブ!
やり放題だぜひゃっほう!

 

「子どもがダラダラしていて、心配だしストレスたまる!!」

 

 

緊急事態宣言が出て学校や習い事が休みになり、家にいる時間が一気に増えました。

そんな中、学校に通っている時と同じ量だけ勉強をするのはなかなか難しいと感じている中学生とそのご父兄は多いのではないでしょうか。

勉強が進まないことに不安を覚えつつも、徐々に生活のリズムが崩れ、結局ぐうたらな生活を送っていませんか?

 

いざ学校が始まると、休んでいた分を取り戻すため通常以上のスピードで授業が進む可能性もあります。

休校明けに後れを取らないよう、しっかり対策を取っておきましょう。

 

 

✔この記事で分かること

 

  • 長期の休校による現状
  • 対策が必要な理由
  • 中学生が家で出来る勉強対策
  • 3種類から、子どもに合った勉強法を選択しよう
  • 対策に使えるおすすめの教材は?
  • 注意ポイントは?

 

塾講師歴15年の現役塾講師が解説します!

 

 

長期の休校による現状

 

 

具体的な対策の前に、現在起こっている問題を見ていきましょう。

 

  • 夜更かしや朝寝坊など生活リズムが乱れている
  • スマホやゲーム、ユーチューブ等ばかりみている
  • イライラしたり、情緒不安定
  • 勉強を一切しない、最低限しかしない

 

保護者から、このような声を聞くことが増えました。

 

だって家にいるしかないんだもん、
仕方ないじゃん…

 

そうなんですけどね、このままでは良くないことばかりです。

時間は有限です。

やれるときにやれることを少しでもしておかないと、あとで困るのは子ども本人なのですから。

 

 

対策が必要な理由

 

何も行動を起こさなければ、子どもはだらけた生活のままです。

勉強しない、着替えない、片づけない…

悪くなることはあっても改善は見込めません。

 

皆が休んでいるのだから、それほど差がつかないのでは…と、考える人もいるかもしれません。

ですが実際は、休みが長引けば長引くほど差は広がります

 

 

中学生が家で出来る勉強対策

 

 

  1.  生活リズムを整える
  2.  前年度の復習をする
  3.  新年度の予習をする

 

生活リズムを整える

 

勉強の前に、まずしておきたいのは生活のリズムを整えること。

夜中までゲームやスマホをいじり、朝は好きなだけ寝て一日パジャマ…

 

こんな生活では、いざ学校が始まったときに子どもの負担が大きくなります。

生活を元に戻すだけでも数日を無駄にすることになるでしょう。

 

それだけでなく不規則な生活は、成長期の子どもにとって悪影響にしかなりません。

イライラや集中力・記憶力の低下の原因でもあります。

 

そのため

 

✔ 朝、決まった時間に起き、朝食を食べる

✔ 昼寝のし過ぎに注意する

✔ 夜更かししない

✔ 間食(お菓子)の量に注意する

 

このあたりから徐々に改善していきましょう。

まずは今夜から、30分早く寝て30分早く起きることから始めます。

 

少なくとも学校に通うときの生活との差を1時間以内にしておきましょう。

 

 

 

前年度の復習をする

 

中学2年生、中学3年生がこの時期にしておきたいのは前年度の復習です。

 

普段は部活や習い事でなかなか時間が取れないところですが、

授業がストップしている今こそ復習のチャンスです。

学校のワークの基本問題を解きなおすだけでも全然違ってきますよ。

 

毎日英語と数学は30分ずつ、国・理・社は20分ずつ。

少なくとも5教科で2時間は時間を作りたいところです。

 

 

新年度の予習をする

 

新年度の授業は、昨年度の復習や簡単な計算から始まります。

そのため、比較的予習がしやすくなっています。

習っていないところなんてできない

と決めつけずに、教科書を見ながら予習をしてみましょう。

 

 

 

3種類から、子どもに合った勉強法を選択しよう

 

学校の教材を使った予習復習のほかに、自宅学習の方法は3つあります。

それぞれメリットデメリットがあるので、自分の子どもはどのタイプか見てみましょう。

 

  1. 『通信教材』を使う
  2. 『オンライン講座』を受ける
  3. 『オンライン家庭教師』に習う

 

メリット デメリット
通信教材 ・比較的安価
・教材に沿ってこなすので計画を立てやすく、こなしやすい
・自分から勉強できないタイプはやらずに溜めてしまう
オンライン講座 ・質の高い授業が見放題で、好きな時間に勉強できる ・見なくてもバレないので、自主的に勉強をする気がない場合は、見ないで終わる
オンライン家庭教師 ・画面越しに勉強を見てもらえるので、強制的に勉強の時間を作ることができる ・費用が掛かる

 

 

もし悩むようであれば、どこも無料の資料請求ができたり無料体験をすることができたりするので、

まずはそちらから試してみましょう。

 

 

 

対策に使えるおすすめの通信教材は?

 

 

 

学校のワークはすでに書き込んでしまっていて使いにくい場合もあるでしょう。

そんな時におすすめの通信教材をいくつかご紹介します。

 

本屋で売っているものは正直なところ当たりハズレがあります。

見た目はよくても実際にやってみたら簡単すぎる、難しすぎる、解説が足りない、など

問題集を選ぶことに慣れていないと失敗する確率はかなり高くなると思ってください。

結局のところ、専門サイトで買ったほうがずっと質が高く手ごろなものが手に入るように出来ています。

 

 

幼児・小学・中学ポピー

 

 

【URL】【中学ポピー】

 

【特徴】

2歳から中学3年生まで、その時期に応じた教材を手ごろな値段で購入することができます。

中学生でも月額5000円前後で、学校の教科書に合わせたテキストが毎月届くシステムです。

老舗のポピー。見た事ある、やったことあるという父兄も多いのではないでしょうか。

余計なものは除外して、シンプルに王道を行くテキストです。

 



 

Z会

 

 

【URL】【中学生のためのZ会の通信教育】

【特徴】

テキストだけでなく、映像授業も可能なZ会の通信講座。

予習に適したテキストと、iPadで管理可能な計画表で、やるべきことを悩まず勉強を進めることができます。

通常の授業だけでなく、定期テストや英検・高校入試にも対応しているほか、中高一貫校にも対応しています。

費用は毎月1万円前後です。



 

 

進研ゼミ

 

 

【URL】【進研ゼミ中学講座】

【特徴】

中学3年生のひと月当たりの受講料は7,000円前後。(中1は5,980円~)5教科+実技4科目に対応し、受験のための模擬試験も料金に含まれています

またそれ以外にも、映像授業を受けることのできるハイブリットスタイルというコースもあります。

工夫を凝らしたテキストと、様々な特典が魅力です。



 

 

注意ポイントは?

 

✔子どもに合った対策をする

子どもに合わない方法で勉強を進めたとしてもうまくいかないばかりか、ストレスとなるだけで逆効果。

親子げんかに発展する可能性もあります。

新しい方法を導入するときは、無料体験などで本人が続けられそうか確認しましょう。

 

 

✔3日坊主にならないよう気を付ける

どんなに合う方法だったとしても、続けられないんじゃ意味がありません。

習慣化するまでは、やるのが面倒なのは当たり前。

続けるためには最初からあれこれ詰め込みすぎないことです。

現在の勉強時間から15分や30分増やすぐらいの気持ちで見ていきましょう。

 

✔焦りを子どもにぶつけない

せっかく申し込んだのに、やっているところを見たことがない!

暇なはずなのに!

つい言いたくなりますよね。

 

しかし親が焦りを感じているように

子供もまた、このイレギュラーな状況に焦りや不安を感じています。

そして、勉強をやらなければならないことも分かっています。(多分)

 

こんな時だからこそ、保護者がむやみやたらとせかすような言動は控えたいところ。

 

長引く休校にどうしていいかわからないのは親以上に子どもであることを頭に置き、

普段よりも子供の話に耳を傾けるなどし、出来ることから始めてみましょう。

 

 

まとめ

 

・まずは生活習慣を整えよう

・毎日少しずつでも予習や復習をしよう

・1人で難しいようであれば、通信教材やオンライン塾等をうまく活用しよう

・焦らず、できることから始めよう

 

 

今回は以上です。

 

お疲れさまでした!

このブログで使っているテーマ「THE THOR」はこちら。

 



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